#author("2017-01-01T21:00:48+09:00","default:auth_user","auth_user")
*Swatch [#g942ca6e]

RIGHT:Swatch最新バージョン
RIGHT:2004/12/10
RIGHT:swatch 3.1.1
RIGHT:Date-Calc 5.4
RIGHT:File-Tail 0.99.1
RIGHT:TimeDate 1.1301
RIGHT:Time-HiRes 1.65

*目次 [#ubad63eb]
#contents

**Perlモジュールのインストール [#h83baaf4]
Swatchを動かすためには4つのPerlモジュールが必要になる。
CPANからダウンロードしてすべてをインストールする。
必要な4つのPerlモジュールは
・Date-Calc
・File-Tail
・TimeDate
・Time-HiRes
4つとも同じ手順でインストールを行えばいい。
例としてDate-Calcのインストールの手順を書く。
 tar zxvf Date-Calc-5.3.tar.gz
 cd Date-Calc-5.3
 perl Makefile.PL
 make
 make test
 make install
"make test"で”All tests successful”と表示されれば正常にコンパイルできて、インストールできる環境が整った証拠である。
ここで”UTF-8”なんちゃらかんちゃら というエラーが出たら
 LANG=C make test
というコマンドを入力して再度テストを行う。
エラーが出なければインストールを行う。

また、Date-Calcの最新版は5.4であるがどうしてもエラーが消えなかったため、今回は5.3を使用した。

**Swatchのインストール [#a040f475]
Swatch本体もほとんどPerlモジュールとインストール方法は変わらない。
 tar zxvf swatch-3.0.8.tar.gz
 cd swatch-3.0.8
 perl Makefile.PL
 make
 make test
 make install
以上でインストールは終了。まぁ 難しいことはないだろう・・・

**Swatchの設定 [#b541ed84]
swatchの設定ファイルは”swatch.conf”という名前で保存するとよい。
コンフィグファイルのサンプルは”example”というディレクトリの中に入っている。
参考にしながら設定していくことが望ましい。

以下がSwatchで設定できる項目の一覧である。
|CENTER:BGCOLOR(#FF6633):Action|CENTER:BGCOLOR(#FF6633):解説|
|echo [modes] |ウインドウにメッセージを表示|
|bell [N] |ビープ音をN回鳴らす|
|exec command |”command”を実行する|
|mail [address=xxx@xxx.jp:xxx@xx...]|指定したアドレスにメールを送信する|
|pipe command [,keep_open] |パイプで”command”に結果を返す|
|write [user:user:...]|writeコマンドを使って指定したユーザに通知を行う|
|throtte  hours:minites:seconds, [use=message or regex] |同じメッセージが検出された場合、指定した時間まで通知を行わない|
|continue|指定したパターンを見つけても処理を終了せず、続けて処理を行う|
|quit|Swatchを終了させる|

コンフィグファイルの形式は以下のとおりである。
 watchfor  /pattern/
           action1
           action2
具体的には以下のようになる。
 watchfor  /faild/
           bell 3
これで”faild”という文字列を検出した場合にビープ音が3回なるようになる。
複数のアクションを起こさせたい場合は次の行にさらにアクション内容を書き加えればよい。

**ログの監視 [#y0d7f22d]
設定ファイルを”/etc”に保存してあった場合以下のコマンドでSwatchを起動し、ログの監視を開始する
 /usr/bin/swatch -c /etc/swatch.conf -t /var/log/messages
このコマンドでswatch.confの設定に基づいてmessagesファイルの監視を行う。
複数のファイルを監視したい場合は複数のプロセスを起動させる必要がある。

**アラートで送られるメールを日本語対応にする [#t38e823b]
NetworkWorld2003年9月号を元にパッチファイルを作成。
まだ試していないが、タブン使える・・・
 patch -p0 < swatch-iso2022jp.patch

*参考リンク [#de0962c2]
>> [[swatch:http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=68627]]
>> [[CPAN:http://search.cpan.org/]]


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